大腿骨頭壊死症とは
大腿骨頭の一部の血流が悪くなり、大腿骨頭が壊死する病気です。大腿骨頭は、もともと酸素や血液を供給している血管が少ないため、血液の流れが悪くなったり、途絶えてしまうと、骨の一部が壊死してしまいます。一度壊死した骨は元に戻らず、壊死した骨が骨折したり骨頭が潰れたりしていくことで、股関節が痛くなり、足を引きずって歩くようになったり、歩行が困難になる場合があります。放置すると骨頭が潰れてしまい、著しい変形とともに非常に痛みを感じるようになります。主な症状
立ち上がり動作や歩行時に体重をかけたときに突然痛みを感じるようになります。痛みを感じたあとに徐々に軽減することが多く、痛みを感じるときと全く感じない状態を繰り返しながら股関節の変形や障害が進んでしまうことが多いです。