【健康コラム】原因は”立ち方”にあった!?治らない肩こり・腰痛・首痛【慢性症状】を正しい立ち方で改善する方法
つい最近マッサージに行ったのにまた肩が凝ってる…/今日は大事な仕事があるのに急に腰が痛い!…など、なんとなくどうにか誤魔化してきた慢性症状が大事な場面で悪化したり、思いがけず繰り返したりなど皆さん経験したことがあるのではないでしょうか?
実は慢性症状の原因は、あなたの生活の中に隠れている場合がほとんど!
この記事では、繰り返す慢性症状の改善に焦点を当て、その改善方法を詳しく解説していきます。ちょっとした知識と意識で長年悩んできたその症状が大きく改善するかもしれません。
- 1.慢性症状とは?
- 2.要因は日常生活の中に!?
- 3.「正しい立ち方」とは
- 4.「正しい歩き方」とは
- 5.「正しい座り方」とは
- 6.姿勢改善!日常生活に取り入れるコツ
- 7.専門家による姿勢の重要性とアドバイス
- 8.姿勢改善の4つのポイント
- 9.まとめ
1.慢性症状とは?
慢性症状とは、しばしば長期間にわたって持続し、日常生活に不快や不便をもたらす症状のことを指します。一般的に急性症状とは異なり、数週間以上、数ヶ月、場合によっては数年にわたって続くことがあります。肩こり、腰痛、首痛などの症状も、この慢性症状に該当します。
慢性症状が進行すると、日常生活において仕事や趣味、社会活動などに支障をきたすことがあり、痛みや不快感が続くことで、体力や精神的な健康にも影響を及ぼす可能性もあります。そのため、早期に適切な対処を行い、慢性症状を軽減することが重要です。
代表的な慢性症状の具体例をいくつか挙げてみましょう。
肩の周りや首に痛みや緊張感が続く症状。悪い姿勢や長時間のデスクワーク、ストレスなどが原因となることが多い。
腰部や腰からお尻にかけて痛みを感じる症状。運動不足や姿勢の乱れ、筋力の低下が関連していることがあります。
首の後ろや側面、肩に痛みや違和感がある症状。携帯電話の使用姿勢やパソコン作業の影響が考えられます。
手首や指に痛みや炎症が生じる症状。繰り返しの同じ動作や手の使いすぎが原因となることがあります。
膝、肘、手首などの関節に痛みや違和感がある症状。関節の負担や炎症が影響することがあります。
長期間にわたって続く頭痛。ストレス、姿勢の悪さ、不規則な生活習慣が原因とされることがあります。
背中全体や特定の部位に痛みがある症状。姿勢の乱れや筋肉のバランスの偏りが関与することがあります。
これらの慢性症状は、単なる一時的な不快感ではなく、長期間にわたって続くため、その改善には継続的な努力が求められます。
2.要因は日常生活の中に!?
下記の項目にあなたはいくつ当てはまりますか?
□歯磨きの時に首や肩に力が入ってる、壁にもたれたり片脚重心になっている
□デスクワークの際、顔が画面に寄っている
□仕事をする時に肩に力が入っている
□料理や家事の際に体のあちこちが力んでいる
□信号待ちの際に片脚重心になっている
□電車の中で下を向いてスマホを使っている
□床に落ちたものを拾う際に膝を曲げていない
□勢いよく重いものを持ち上げる
□よく足を組む
どうでしょうか?1つでも当てはまる方は、似たような動作の際や無意識に様々な場面で体にとって負担のかかる姿勢や動作を行なっている可能性があります。
姿勢改善は、真っ直ぐ立っている時だけでなく、何気ない日常の場面や移動中仕事中など、生活の全体で意識改善する必要があります。
3.「正しい立ち方」とは
下記の動画を見て「正しい立ち方」について理解しよう♫
【姿勢】国家資格者が教える!正しい立ち方
4.「正しい歩き方」とは
下記の動画を見て「正しい歩き方」について理解しよう♫
【歩き方】国家資格者が教える!正しい歩き方
5.「正しい座り方」とは
下記の動画を見て「正しい座り方」について理解しよう♫
【姿勢】国家資格者が教える!正しい座り方
6.姿勢改善!日常生活に取り入れるコツ
正しい姿勢を維持するために、日常生活で気をつけるべきポイントがいくつかあります。以下に、姿勢改善を促進するための日常的なコツをいくつか紹介します。
1.デスクワーク時の姿勢
デスクワーク中は、モニターの高さやキーボードの位置を調整して、正面を見つめる姿勢を保つようにしましょう。背中を背もたれにしっかり付け、肘は机の上に軽く置くと良いです。また、定期的な休憩で立ち上がり、軽くストレッチを行うことも重要です。
⭐️「正しい座り方」動画を参考に!
2.歩行時の姿勢
歩く際には、背筋を伸ばし、頭を上に向けて前を見つめるように心がけましょう。肩はリラックスさせ、腕は自然に揺れるように振ることで、全身のバランスを保ちながら歩くことができます。
⭐️「正しい歩き方」動画を参考に!
3.携帯電話やスマートフォンの使用
携帯電話やスマートフォンを使う際には、顔を下に向けるのではなく、目線を上に向けるように心掛けましょう。この姿勢は首への負担を軽減し、首痛や肩こりの予防に役立ちます。
⭐️「正しい立ち方・座り方」動画を参考に!
4.歯磨きやドライヤー中の姿勢
足の裏でしっかりと体を支え、頭は真上に引き上げましょう。ものを持つときは肩の力を抜いて脇を締め、力まず行なってみましょう
⭐️「正しい立ち方」動画を参考に!
5.食事中の姿勢
顔は正面を向くようにして、口元までお皿や料理を運びましょう。いい姿勢で食べると呼吸しやすく風味をより感じられます。
⭐️「正しい座り方」動画を参考に!
7.専門家によるアドバイスとケアの重要性
姿勢の悪化は様々なリスクを与えます。二足歩行の私たちは2つの足の裏から大きな体の部位を複数支えています。支える面積が小さい分、中心がずれてしまうと筋肉で引っ張りあって体を支えようとしてしまいます。これにより筋肉への過度の緊張やダメージを与えてしまうことになります。
例えば…
猫背とは、首が前に突き出して背中が丸まった状態のことです。
人の頭の重さは約6kg、Lサイズのスイカほどもあり、寝ている時以外はこの重量を背骨が支えています。
頭が背骨の真上にあれば背骨全体で支えられますが、猫背になると骨だけでは支えきれず、骨をサポートする筋肉に負担がかかり、こりや痛みが生じます。
日常生活の中で、このようなバランスの崩れた姿勢時間が長いほど、怪我や慢性症状を起こしやすくなりますし、同時に体は習慣化しますので正しい姿勢を覚えるための時間もかかってしまうようになります。改善したい方は”今”から取り組むことが重要です!
8.姿勢改善の4つのポイント
姿勢改善には下記の4つが重要です
①自身の姿勢バランス・動作の癖を知ること(鏡や写真、専門家の評価)
②長年の姿勢の癖で崩れてしまった骨の歪みを改善すること(整骨院や専門機関で行いましょう)
③負担のかかっている筋のストレッチやトレーニングを行いましょう
④いい姿勢のポイントを理解し、生活の中で習慣化していきましょう
当院でも姿勢改善を行なっておりますのでご希望の方はお問い合わせください。
9.まとめ
慢性症状は長期にわたる痛みや不快感で、肩こりや腰痛などが含まれます。日常生活での姿勢や動作が影響し、仕事や生活に支障をきたすことも。姿勢改善のコツとして、デスクワークや歩行時の姿勢に注意し、スマートフォンの使用や日常動作も見直すことが大切。また、専門家のアドバイスやケアも重要で、姿勢の正しい習慣を身につけることが勧められます。姿勢改善には自身の姿勢バランスを知り、骨の歪みを整骨院で調整し、負担のかかる筋肉をケア。正しい姿勢の維持を日常生活に取り入れることで、慢性症状の軽減や予防が可能です。少しずつ取り組んでいきましょう!
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