【健康コラム】猫背・巻き肩などの姿勢改善に重要な3つの要素

デジタル化が進む私たちのライフスタイルは姿勢に大きな影響を及ぼしています。長時間のデスクワークやスマートフォンの使用、そして運動不足などが、多くの人々の姿勢を悪化させ、それに伴う健康問題を引き起こす要因となっています。
本コラムでは、姿勢の悪化がもたらす問題や、その改善に必要な要素に焦点を当て、健康な姿勢を取り戻す方法を探ります。姿勢改善を試みている方や、肩こり・腰痛・頭痛などの慢性症状にお悩みの方は、ぜひこのコラムを参考にして実践してみてください🎵

記事内容
  • 1.現代人の姿勢の悪化
  • 2.姿勢悪化による症状
  • 3.姿勢改善に重要な3つの要素
  • 4.姿勢を整えるペンギンストレッチ

1.現代人の姿勢の悪化

現代社会では姿勢に関する問題が深刻化しています。多くの人々が日常的に長時間座り仕事をし、スマートフォンやコンピューターを使うことが一般的になり、その結果、姿勢の悪化が広がっています。猫背や巻き肩は、その最も顕著な例で、今や多くの人がこれらの問題に悩まされています。

長時間座り仕事を行うことやスマートフォンの使用は、首や背中に負担をかけ、正しい姿勢を崩しやすくします。加えて、これらの状況は体の前かがみの姿勢を促進し、肩や首に余分な圧力をかけることがあります。このような日常的な状況が、姿勢の問題を悪化させているのです。

また、問題はこれだけではありません。何においても便利な社会に変化していく一方で、私たちは”運動不足”という問題にも直面しています。デスクワークやリモートワークの発達もあり、日常生活の中で行なっている運動量が大きく低下してきています。意識的に運動時間を確保することが自身の健康を守る行動につながる時代です。さらに、デジタル化が進み情報化社会になった今、便利な反面、私たちは昔に比べて大量の情報を日々処理するようになりました。過度のストレスや緊張により、精神を壊し、体への影響が出てきている方も少なくありません。

総じて、現代人の抱える問題は私たちの体に大きな影響を与えており、その影響は、姿勢悪化・症状・ストレスと悪循環しています。

私たちは、現代を心地よく、より良い暮らしにしていくため、うまく対処していく必要があるかと思います。健康は、生活の基盤です。ご自身の体を知り、守る方法を見つけていくことが大切です。

2.姿勢悪化による症状

姿勢の悪化は、身体にさまざまな症状を引き起こす可能性があります。
これらの症状は、長期的な姿勢の問題が進行するとより深刻になり、日常生活の品質に影響を与えることがあります。以下は、姿勢悪化による一般的な症状のいくつかです。

1. 頭痛
前かがみの姿勢や猫背は、首と肩に余分な負担をかけ、頭痛の原因となります。筋肉の緊張や神経の圧迫が頭痛を引き起こすことがあります。

2. 首や背中の痛み
姿勢の悪化は、首や背中の筋肉や椎間板に負担をかけ、痛みを引き起こすことがあります。特に、長時間の前かがみの姿勢は、首や肩に圧力をかけ、疲労や痛みを生じることがよくあります。

3.腰痛
長時間の座り姿勢により腰に大きな負担がかかります。また、反り腰などの姿勢悪化も腰に負担をかけやすいです。

4. 慢性的な疲労
姿勢が悪いと、筋肉が不適切に働いてエネルギーを消費し、疲労が蓄積しやすくなります。正しい姿勢を保つことで、エネルギーの無駄を抑え、疲労を軽減できます。

5. 消化不良
姿勢の悪化は、内臓を圧迫し、消化不良の症状を引き起こす可能性があります。正しい姿勢を保つことで、胃や腸の正常な動きを促進できます。

6. 呼吸の制限
前かがみの姿勢や巻き肩は、胸郭の制約を引き起こし、呼吸に制限をかけることがあります。これは酸素供給に影響を与え、息切れや肺機能の低下をもたらす可能性があります。

7. 身体の構造的な変化
長期間にわたる姿勢の悪化は、骨盤や背骨の構造に変化をもたらすことがあります。これにより、慢性的な姿勢問題や関連する健康問題が発生する可能性があります。

これらの症状は、姿勢の問題が進行するにつれて悪化することがあり、生活の質を低下させる可能性があります。姿勢の悪化が原因でこれらの症状に悩む場合、適切な姿勢改善の方法を採用し、早期に対処することが重要です。

3.姿勢改善に重要な3つの要素

姿勢の改善に向けて、以下の3つの要素が重要です。これらを実践することで、正しい姿勢を維持し、姿勢の悪化を防ぎましょう。

① 姿勢の目安になるポイント

正しい姿勢を維持するために、姿勢の目安になるポイントを理解し、日常生活に取り入れることが重要です。以下は、正しい姿勢を保つためのポイントです。

A. 頭の位置: 頭をまっすぐに保ち、顎を引いて頭を中立位置に保つことが大切です。画面を見るときや歩行中に、頭が前かがみにならないように意識しましょう。

B. 肩の位置: 肩を引き、背中をまっすぐに保ちましょう。肩を前に出さず、肩甲骨を寄せるイメージを持ちましょう。

C. 腰の位置: 腰は自然なS字曲線を描くように保つべきです。過度な前かがみや後ろかがみを避け、腰は反らしすぎないように意識します。

D. 足の位置: 足は体重を均等にかけるようにしましょう。長時間立ち続ける場合、片足に偏りを生じないように気をつけます。

E.体の側面を見て、耳・肩・腰・踵が一直線上にあるか確認しましょう。

これらのポイントを意識的に実践することで、日常生活で正しい姿勢を保つことができます。姿勢の目安を守ることは、姿勢改善の第一歩です。

② 背中と大胸筋

多くの人が、肩が巻き肩になり、背中の筋肉が伸びるような姿勢になりやすいです。
この場合、大胸筋が縮まり、肩甲骨周りの筋肉が伸びています。
習慣化してしまっている悪い姿勢は維持されやすいので、このまま無理に姿勢改善しようとしても、改善しにくかったり、余計な力が入って痛みやこりを悪化させる可能性があります。

まずは、筋肉を本来あるべき状態に直す必要があるので、この場合は、大胸筋をストレッチし柔軟性を高め、肩甲骨周りの筋力を高めるトレーニングがおすすめです。

③ 足の裏のケア

足の裏の健康は、姿勢改善においてしばしば見落とされがちな要素です。しかし、足の裏は姿勢を支える基本的な役割を果たしているほか、足裏で認識した感覚を小脳に伝達して、そこから姿勢を維持するために必要な全身の筋肉へ指示を出す役割も担っています。姿勢改善において最も重要なのが足の裏と言っても過言ではありません。足裏を健康に保つための方法を以下に紹介します。

A. 適切な靴を選ぶ
靴のアーチサポートが必要です。アーチサポートのある靴は足の裏をしっかりサポートし、足の疲れや不快感を軽減します。また、靴のサイズと幅を適切に選びましょう。靴が小さすぎると足に圧迫感を与え、大きすぎると足が不安定になります。適切にクッションされたものを選ぶことで、足への衝撃を吸収し、快適さを提供します。

B. フットケア
足の皮膚は年齢とともに硬く分厚くなっていきます。乾燥して硬くなってしまってる場合は特に、姿勢維持に必要な足裏の感覚センサーが鈍くなってしまうことがありますので、保湿や角質ケアを心がけることが大切です。

足の裏のケアを怠らず、足の健康を維持することで、姿勢の改善が容易になります。足がしっかりと地面をサポートできるようになることで、全身のバランスと姿勢が向上し、健康な生活をサポートします。

4.姿勢を整えるペンギンストレッチ

ペンギンストレッチは、姿勢を改善し、肩の疲労を軽減するために効果的なエクササイズです。
今回は、当院の臨床家が解説する動画を紹介します!

猫背における筋肉の状態についても詳しく解説していますのでぜひ参考にして、一緒にストレッチをやってみてください。

Facebook インスタグラム Twitter

<<< ブログTOPに戻る

メディカルジャパン渋谷

所在地 : 東京都 渋谷区渋谷2-22-11 渋谷フランセ奥野ビル8階
最寄駅 : 『渋谷駅』より徒歩1分
診療時間 : 8:00~22:00
休診時間 : 12:00~13:00/17:00~18:00
休診日 : 365日年中無休

完全予約制 ( 当日予約可 )

アクセス詳細は(→こちら