眼精疲労は「目だけ」の問題ではありません

眼精疲労のイメージ

「目が重い」「夕方になるとピントが合いづらい」「目の奥がズーンと痛む」「頭痛や肩こりまで出てくる」
こうした症状は、単なる目の使いすぎだけでなく、首・肩の緊張や血流、呼吸の浅さ、自律神経バランスなど “全身の状態”が関係していることが少なくありません。

右の図は「不調の悪循環」を表しています。
どこがスタートになるかは人や状況で異なりますが、巡り巡って症状が固定化しやすくなります。
とくに血流の滞りは、酸素・栄養供給の低下や老廃物の停滞を招き、多くのマイナス要素につながります。
痛みの悪循環図

「目の症状が続く」「眼科では異常なしと言われた」など、原因が複合していそうな場合は、 首・姿勢・呼吸・血流まで含めて評価することで改善の糸口が見つかることがあります。

目がピクピクする理由

目の周りの筋肉(眼輪筋など)や、目の動きを担う筋肉は、エネルギー(ATP)を使って収縮・弛緩します。
そのエネルギー産生には、酸素と栄養を運ぶ血流が欠かせません。

筋収縮とエネルギー(ATP)の説明図

筋肉の働きを支えるには、心臓が血液を送り、肺が酸素を取り込み、全身へ供給する必要があります。
ところが、長時間のPC作業・スマホ操作が続くと、姿勢が崩れやすく呼吸が浅くなり、酸素の取り込みが低下しがちです。

長時間のPC作業 → 姿勢不良 → 呼吸が浅い → 酸素供給が低下 → 筋疲労 → ピクピク(攣縮)

不良姿勢の例

上記のような不良姿勢は、胸郭の動きを制限し呼吸を浅くします。結果として、血液循環が滞りやすくなり、うっ血・血行不良を起こしやすくなります。

すると筋肉が疲労し、攣縮(れんしゅく)=筋肉が無意識に収縮する状態が起こりやすくなります。

攣縮が起こりやすい条件

  • 01.脱水
  • 02.電解質異常(例:体内のカリウム/マグネシウム濃度の低下)
  • 03.神経疾患・代謝性疾患

これらはいずれも、背景に循環不良(血行不良)が関与しているケースがあります。

目の周囲への血流の説明図

目の周囲へ栄養を送る血管は、首を通って頭部へ向かいます。
心臓から出た血管は、首の筋肉(胸鎖乳突筋など)や鎖骨周辺の組織の近くを通りながら上行します。
そのため、首・肩の筋緊張が強い状態が続くと、血管や周辺組織への負担が増え、結果として目の周囲の循環が落ち、 「ピクピク」「重だるさ」「かすみ」などにつながることがあります。


ブルーライトと眼精疲労の関係

ブルーライトは本当に目を悪くするのか?

近年、「ブルーライトが目を悪くする」という情報が広く知られています。
ただし、現在の眼科・睡眠医学のエビデンスでは、ブルーライトそのものが近視や視力低下の直接原因であるとする明確な証拠は十分ではない、 というのが主流の理解です。

近視進行や見え方の悪化には、眼軸長の変化、近距離作業の負荷、屋外活動不足、遺伝要因など複数の要因が関与します。
つまり、「視力低下(近視)」と「光の波長」は別の問題として考える必要があります。

夜間は“睡眠の質”の観点から有効

ブルーライトが重要になるのは、とくに夜間です。ブルーライトは睡眠ホルモン(メラトニン)の分泌を抑制しやすく、 就寝前に強い光を浴びると入眠が遅れる/睡眠が浅くなることがあります。
その結果、回復が追いつかず、翌日の眼精疲労を助長することがあります。

  • 昼間:過度なカットは不要(覚醒・集中の維持に役立つ)
  • 夕方以降:環境に応じて調整
  • 就寝2〜3時間前:ナイトモードや暖色照明などの対策推奨

※ブルーライト対策は「補助」です。眼精疲労の本丸は、作業時間・距離・休憩・姿勢・首肩緊張・ドライアイなどの複合要因にあることが多いです。


胸鎖乳突筋の短縮と眼精疲労の関係

胸鎖乳突筋が慢性的に短縮して硬くなると、その周囲を走る血管や神経に影響を及ぼし、頭部や目に向かう血流が滞りやすくなります。
これにより目の周囲への酸素・栄養供給が低下し、眼精疲労、重だるさ、かすみなどの症状が出やすくなります。

また、首周辺の筋肉のこわばりは、頭部の循環低下だけでなく、頭痛や集中力低下、自律神経バランスの乱れにもつながることがあります。
メディカルジャパンでは、胸鎖乳突筋を含む頸部筋群への的確なアプローチにより、眼精疲労だけでなく首・肩こりや頭痛、睡眠の質の低下など 関連症状の改善も目指します。

さらに、筋緊張の評価には2Dエコー(超音波)も活用し、状態を可視化したうえで、根本改善を目指します。

胸鎖乳突筋の緊張と頚部血管への影響(図)

胸鎖乳突筋の筋緊張が高い状態が続くと、下を走行する頚動脈周辺の通り道に負担がかかり、循環がスムーズにいかなくなることがあります。

頚部循環の変化(図)

メディカルジャパンでは、エコー評価、超音波医療器、徒手、リハビリ体操などを組み合わせ、 その方の状態に合わせたプログラムで眼精疲労の改善に取り組んでいます。

2Dエコー(超音波検査)を用いて検査

エコーで得られる情報は、状態把握と施術方針の検討に役立ちます。初回の状態と施術後の変化を比較することで、 より的確なアプローチが可能になります。

2Dエコーは筋肉・腱・靭帯などの軟部組織の観察に優れています。
レントゲンやCTでは捉えにくい「軟部組織の状態」を評価する補助として有用です。

胸鎖乳突筋のアプローチ(手技治療)

首には筋肉と神経が複雑に入り組み、頭部へ向かう太い血管も通っています。
姿勢・呼吸の癖も含めて評価し、可動域の改善や過緊張の緩和を目指します。
早期の改善を目指すため、一人ひとりに合わせたカウンセリングとカスタマイズ施術をご提供します。

胸鎖乳突筋のアプローチ(超音波治療)

状態に合わせて、超音波を非温熱または温熱のいずれかで照射します。
超音波による深部への刺激は、循環のサポートや緊張緩和を目的に活用します。

さらに高周波治療器・超音波治療器を組み合わせた理学療法機器(アストロン)を使用し、 筋緊張の緩和や痛みの伝達抑制をサポートします。

リハビリ体操+呼吸法

リハビリ体操と呼吸法

緊張した体は呼吸を浅くし、全身の代謝や回復力に影響します。
ご自宅で簡単にできる体操・呼吸法を、状態に合わせて分かりやすく指導します。

before → after

リハビリ体操+呼吸法

before
before
after
after

自宅でできる眼精疲労を解消する運動法

自宅で簡単にできる目の周りの筋肉をほぐす運動法をご紹介します。毎日の習慣に取り入れてみてください。

ビジョントレーニング

ビジョントレーニングとは、目の「見る力(視覚機能)」を高めるためのトレーニングです。
眼球運動などを通じて、対象物を捉える力や、視覚情報を脳で処理し身体操作へつなげる機能の向上を目指します。

メディカルジャパンが行う4つのビジョントレーニング

  • 01.眼球運動
  • 02.KVA
  • 03.DVA
  • 04.周辺視野
01. 眼球運動
02. KVA
03. DVA
04. 周辺視野

ご自身で簡単にできるトレーニングです。当院では評価を基に、必要な内容を選択してご提案します。気になる方はご相談ください。

ES-530:3次元立体動態波

オリンピック選手などトップアスリートのケアにも活用される、伊藤超短波製の電気刺激療法機器です。
3次元の中周波による立体的な刺激、高電圧による深部刺激、微弱電流による鎮痛・消炎のサポート、血流促進のサポートなど、 複数のモードから状態に合わせて選択します。

当院で使用している立体動態波は、3次元空間で複数の中周波が干渉し合うことで、深部まで広範囲に刺激を届けることを目指した物理療法です。
筋肉・靭帯・神経へのケアに加え、循環のサポートや筋機能の改善を目的に活用します。

上記は臨床介入の一例です。大切なのは、再発予防を含めた原因の整理と解決です。
そのために、国家資格者が評価から施術、セルフケアまで一貫してサポートします。

一緒に、快適な日常を取り戻していきましょう。

よくある質問

  • Q. 眼科で異常なしと言われました。それでも見てもらえますか?
    A. はい。検査で異常がない場合でも、首・姿勢・呼吸・自律神経などの影響で眼精疲労が続くことがあります。状態を評価して方針をご提案します。
  • Q. ブルーライトカット眼鏡は必要ですか?
    A. 昼間は過度なカットは不要なことが多いです。就寝前は睡眠の質の観点からナイトモード等の対策をおすすめします。
  • Q. どのくらいで改善しますか?
    A. 原因や生活状況によって異なります。まずは評価を行い、目安とセルフケアを含めたプランをご案内します。

医療機関の方にも支持されています

立川クリニック医院長 池田 健 氏
立川クリニック医院長 池田 健 氏
所属学会・認定医

日本内科学会内科認定医
日本循環器学会 循環器専門医
日本高血圧学会 会員
日本糖尿病協会 指導医
日本医師会 認定産業医
日本旅行医学会 認定専門医
アレルギー学会 会員
心臓リハビリテーション指導士

はじめまして立川クリニックの池田です。
私はこれまで大学病院などで、高血圧・高脂血症・糖尿病など生活習慣病の治療を中心に診療・研究を行ってまいりました。
特に心臓疾患患者様の治療後の心臓リハビリテーションは私のライフワークでもあります。

全身の機能回復は生活の質の向上に不可欠であり、私たちの目指す医療でもあります。
機能回復を考えたリハビリテーションを行いながら、病態の改善に加え、疾患の予防にも取り組んできました。
メディカルジャパンさんの目指す治療は、我々医師の目指す医療にも通ずると考えております。

「質の高い人生を過ごすためには、健康はかけがえのないものです」

健康とは、栄養・運動・休養・治療にしっかり取り組むことです。
病気にならない体づくりには、常に健康を意識した生活が大切だと考えております。

メディカルジャパンさんの素晴らしいところは、国家資格者が地域貢献を見据え、症状や病状に合わせた治療を実践している点です。
加圧トレーニングについても、エビデンスに基づくリハビリトレーニングとして今後の効果が期待できる分野だと思います。

私はメディカルジャパンの提供する医療は、地域の皆様にとって健康のサポートができると考えており、推薦できると考えております。

※個人の感想になります

立川クリニック

立川駅北口徒歩2分、日曜日も診療、内科、循環器、糖尿病、消化器、アレルギー、生活習慣病、予防接種、トラベル外来、禁煙外来、健診、小児診療にも対応
Webサイト:https://www.tachikawa-cl.com/


メディカルジャパン新宿

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